
下記以外にも問題が発生することがありますので、当社からの確認データで最終チェックをしてください。
■解像度の問題:写真等の画像を使う場合、一般的に解像度は原寸(目的サイズ)で300〜350dpi位(デジカメでは最高画質)が望ましく、低すぎると粗い画像になる事があります。
■拡張子:マックで製作される場合は、ファイル名の後に拡張子(×××.eps・×××.jpg等)をつけてください。
■OSの違いについて(Windows Vista)
Windows Vistaでは標準フォントの「MS明朝」「MSゴシック」について文字数が大幅に増え、更に一部の字体が変更されたため、Windows Vistaで制作したデータを
Windows XP等で開くと文字化けや他のフォントに置き換わってしまいます。その問題の解消策として、マイクロソフト社は
Vistaと XPの文字環境の統一化を図るため、新しいフォントパッケージを同社のウェブサイトに公開いたしました。しかし、このことは、フォントバージョン追加により、OS(VistaやXP等)以外にフォントバージョンによっても文字の互換性に問題が生じる事となったのです。 要するに、トラブルを未然に防ぐには、OSバージョンだけでなくMSフォントバージョンも確認する必要があります。(ご注文欄にフォント名入力フォームを用意しております。)
■OSの違いについて(Macの機種依存文字)
当社ではWindows XPを使用していますので、Macの機種依存文字を使用されると文字化けをします。
ファイルの名前には機種依存文字を使用しないでください。
Macの機種依存文字を使用しているかどうかはフリーソフトで調べることができます。
フォントバージョンの確認方法
1、[スタート]→[コントロールパネル]→[フォント]をWクリック。
2、フォントの一覧で、「MS明朝 & MS P明朝」又は「MSゴシック & MS Pゴシック & MS UI Gothic」をWクリック。 右図の赤枠にバージョンが表示されます。 |
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各ソフトでの注意点
Office系ソフトは印刷専用に開発されたものではないため、下記のようなことにご注意ください。
■フォントについて
お客様のパソコンでは問題なく表示されても、ご使用のフォントが当社に無い場合、書体変りや文字化け、そしてレイアウト崩れを起こします。また、ボールド機能(文字を太くする)は文字が潰れることがありますので使わないでください。その他、以下のフォントは変換時に不具合が起きる可能性がありますのでご使用はお控えください。
・HGゴシックE-PRO(Office95・97)
・HG丸ゴシックM-PRO(Office95・97・2000(SR1以前))
・HG正楷書体-PRO(Office95・97・2000(SR1以前))
・フォント名の先頭に「DHP」が付く書体(一太郎)
・フォント名の先頭に「DFG」が付く書体(ダイナコムウェア)
■OpenTypeフォントはお使いにならないで下さい。
OpenTypeフォントは印刷用データ変換時に文字抜け等のトラブルの原因となることがあります。OpenTypeフォントの見分け方として右図のようにフォント名の前にプリンタのアイコンが表示されています。 |
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■使用環境の違いで文章体裁がずれる
お客様とのパソコンやプリンタドライバーの違いで、行、字送り、破線が変ることがありますので、当社からの確認データでチェックしてください。

字送りが変り途中で改行され破線も変った例▲
■改ページのご注意
新しい章なそを次のページの頭に配置する改ページにつきましては、Enterキーでの簡単な操作はパソコンの使用環境で問題を起こすことがあります。ご面倒でしょうが、下記の方法をお勧めいたします。
【挿入】→【改ページ(B)】→ (ダイアログが出ます) →【改ページ(P)】
■半透明は正常には印刷できません。(パターンやワードアートも同様です)

半透明の機能は解除された例
※office系ソフトはカラー概念が違うため刷上りの色が多少変わることがあります。
■サイズが変る
特にエクセルは大きさが変ることがありますので、当社からの確認データでチェックしてください。
■罫線の一番細い線は、擦れることがありますので使用しないでください。

■フォントは必ず埋め込みをお願いします。
埋め込みされてないフォントは書体が変ったり、レイアウトが崩れる原因になりますので、PDFに変換される場合は埋め込みの設定をご確認ください。
■セキュリティ設定をされたPDFデータは印刷できません。

■テキストは必ずアウトライン化をお願いいたします。
■丁付けはせず1ページ毎のファイルにし、トンボも付けないでください。
ファイル名は順番が分かる数字等にしていただき、できれば保存をPDF形式でお願いします。
■画像の配置・埋め込みについて
写真やイラストなどの画像データをイラストレータに配置した場合は、必ずその画像データもイラストレータと一緒のフォルダに入れてください。
埋め込みの場合は必要ありませんが、扱うデータ量に余裕があればフォルダに同梱をお薦めします。
■バージョン固有の機能を使用された場合、お客様が意図した出来上がりにならないことがあります。特にドロップシャドウ・ボカシ・不透明度はエラーの原因となりやすく使用される場合はラスタライズをお願いいたします。
■不要なイメージ(用紙設定外)は色が付いてなくても必ず消去願います。
■トンボは不要ですが、その代わりに用紙の輪郭線を配置してください。
■カラーはCMYKモードでの制作をお願いいたします。
カラーはCMYKモードでの制作をお願いいたします。
制作解像度は原寸(目的サイズ)で300〜360dpiとしてください。 |